近年は完全な自社内での生産だけでなく外部委託する「賃加工」による生産も主流になってきました。
今回は金属製品の賃加工の流れについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼賃加工とは
賃加工とは、原材料を支給された上でその加工や仕上げなどを行うことを指します。
例えば金属製品の場合は、原料と図面などをご依頼時にいただき、それを元に規定の形や品質をクリアした製品を作り上げるところまでを賃加工として行うことができます。
■賃加工の流れ
賃加工は、以下のような流れでご依頼いただくことになります。
1.見積りと契約、打ち合わせ
2.材料搬入
3.加工や検査、バリ取りなどの作業
4.納品
当然ながら、仕上がりに不備がある時は差し戻しでの作業も可能です。
他にも気になるところがありましたら、随時業者の担当者にご相談いただくと良いでしょう。
■賃加工の利点
加工や検査などのフローにはそれぞれ専門の職人が必要ですが、会社によってはそれぞれの人員を確保することが難しいケースもあることでしょう。
しかし賃加工を外部に委託していただくことで、専門スタッフが常駐するのと同じように製造ラインを構築することができます。
人件費などの面で財政を圧迫せずに幅広い商品を生産したいという場合は、賃加工をご利用いただいたほうがメリットがあるでしょう。
協和技研株式会社にも熟練の職人が数多く在籍していますので、ぜひご検討ください。
▼まとめ
大切な商品の生産は自社内で行いたいという方も多いかもしれませんが、賃加工業者も「良い製品を作りたい」という熱い気持ちは変わりません。
ぜひ賃加工業者が持つ高い技術をご利用いただき、より高性能な製品を世の中に送り出していきましょう。