不良品というと、食べ物なら形くずれや外装の欠陥、衣服であれば縫製のミスなどが挙げられますよね。
では金属製品の場合、どのような概念で不良品と定義されるのでしょうか。
今回は金属製品の不良品とはどういうものかをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼金属製品の不良品とは
金属製品の不良品とは、簡単に言うと「既定の形や品質、強度などを満たしていない」状態を表します。
具体的には、以下のような状態を金属製品の不良品と見なします。
・割れがある
・鋳巣の存在
・形状が不完全
・出っ張りがある
・鋳肌不良
これらの状態は、目視で発見できる場合もあれば機械で内部調査をして判明することもあります。
発生の原因には色々なものがありますが、製造の作業工程のどこで不良品が発生したのかを見極めることも、今後の製造効率アップのために重要です。
■不良品が出回るとどうなる?
金属製品の不良品が万が一品質検査を通り抜けて市場に出回ると、その部品を使った完成品のリコールにつながることがあります。
金属製品は車やストーブなど、一度事故が起きると人命に関わるケースも多いですから、不良品を見逃すことは許されません。
もし不良品のチェックを社内で行う事が難しい場合は、ぜひ専門業者にお任せください。
協和技研株式会社でも、熟練の職人が金属製品の品質チェックを行っています。
▼まとめ
日本の工業製品は全体的に質が高いと言われていますが、それは品質チェックにより確実に不良品を検出できているという裏付けあってのことです。
品質管理を確実に行い、不良品とは無縁の高品質な製品を世の中に流通させていきましょう。