アルミダイキャストは成型しやすくさまざまな製品に利用されていますが、塩分に弱いのが難点です。
今回はアルミダイキャストの塩害を防ぐにはどうしたら良いのかについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼アルミダイキャストの塩害とは
アルミダイキャストは複雑な形の成型も比較的簡単で、大量生産によってコストを抑えられることから色々な製品に使われています。
例えば車の部品やパソコン、洗濯機の内部にも使われており、私たちの生活には欠かせないと言えます。
しかし金属はどうしても塩分に弱く、アルミダイキャストも塩害による腐食は大きな問題です。
特に日本は海に面した地域が多いこともあり、アルミダイキャストの塩害対策は製造工程において欠かせません。
■塩害対策の加工方法
アルミダイキャストの塩害を防ぐため、現在はさまざまな加工方法が開発されています。
塩害対策の加工としてメジャーなのが「アルマイト処理」や「水溶性アクリル系コーティング」といったものです。
こうした加工を行えばある程度の塩害は防げますし、製品の耐久性も上がります。
外気に触れるタイプの部品をアルミダイキャストで作ろうとお考えの方は、こういった加工についても発注段階で業者側と相談しておくと良いでしょう。
協和技研株式会社でもアルミダイキャストの塩害対策について熟知しておりますので、製品の特徴に合わせた加工が可能です。
▼まとめ
塩害は台風などによって内陸のほうでも起きることがありますから、使用地域に関わらず常に考えておくべき問題です。
ひとつひとつのパーツをしっかり加工し、耐久性の良い製品に仕上げていきましょう。