金属の加工方法の1つとしてアルミダイキャストというものがありますが、どのような加工方法かご存知ですか?
アルミダイキャストはさまざまな製品に使用され、私たちの身近にも多く存在しています。
今回は、そんなアルミダイキャストについて解説していきます。
▼アルミダイキャストとは
アルミダイキャストとは、液体状にしたアルミを金型に流し込んで形を作る方法です。鋳物より高速で流し込む必要があるので、流動性が求められます。
アルミダイキャストに使われる金型は繰り返し使うことができるので、大量生産が可能となります。
▼アルミダイキャストのメリット・デメリット
さまざまな製品に使用されているアルミダイキャストですが、メリットだけでなくデメリットもあります。
まずメリットとして、大量生産が可能でコストを抑えることができるということです。
金型は繰り返し使用することができ、作業工程はアルミを型に流し込むだけなのでコストを抑えながら大量生産することができます。そして、他の加工方法と比べて表面が滑らかに仕上がります。
一方デメリットは、アルミを型に流し込む際に空気や離型剤が一緒に取り込まれる可能性があるということです。
製品に空気などが含まれるとその分強度が落ちてしまうので、強度が求められる製品には向いていないと言えます。
▼まとめ
金属の加工方法の1つであるアルミダイキャストには、メリットだけでなくデメリットもあります。そのため、これらを考慮して最適な加工方法を選択しましょう。
弊社ではお客様に最適な提案が可能なので、金属加工でお困りの方は気軽にご相談ください。